【No.77】ツボの正体は一体?

人間の身体には「ツボ」と言われるものがあります。
とても有名なものなので一度は耳にしたことはあるのではないのでしょうか(*^^)
子供の頃「ツボ」を「壺」と勘違いして頭が大惨事になったことがありますが(笑)
僕たち専門家は「ツボ」のことを「経穴(けいけつ)」と呼び鍼灸師さんはそこに鍼を刺していくのです!
しかし、ツボツボと言いますが実際「ツボ」とはそもそも一体何なのか?
刺激するとどういった効果が現れるのかあまり考えたことはないかと思います。
とても奥が深いので全てを理解するのは難しいと思いますが、できるだけ簡単にお話しできたらと思います!(^^)!
そもそも「ツボ」とは一体?
日本人は「ツボ」という言葉が大好きですね!(笑)
触って痛いところを「ツボ」と言ったりするだけではなく、物事の大事なところを「ツボ」と言ったりしますよね!
東洋医学には「気」と言うエネルギーのようなものが存在するといった考え方があります。
東洋医学ではその「気」の流れが悪くなると身体に不調が出てくるという考えがある為、「気」の流れを良くしていくことをとても大切にしています。
「気」の流れる道を「経絡(けいらく)」と呼び、それを駅のように中継するのが「経穴(けいけつ)」と呼ばれるものです。
この「経穴」が「ツボ」と呼ばれるものです!(^^)!
まとめると…
経絡=気の流れ道
経穴=中継地点、駅
といった具合になります。
「ツボ」を刺激するとどういった効果があるの?
東洋医学では「気」の流れが悪くなると身体に不調が現れてくると言われています。
特に「気」の中継をしている「ツボ」の部分で流れが悪くなることが多いことから鍼灸師の先生は「気」の流れが悪くなっている「ツボ」を探してそこに鍼を刺していくのです!
また、「ツボ」は鍼だけではなく指で押さえたりすることでも効果を発揮することができるので自分でも触れることも可能なのです!(^^)!
しかし、「ツボ」を押しでの一番のメリットは安心安全、かつ自身でできることではないかと思います。
手軽にできて効果があるとなるとやらないという選択肢はありませんよね(*^^)笑
「ツボ」に根拠ってあるの?
東洋医学には長い歴史があり先人たちがああでもないこうでもないと経験を素に作り上げた物が「ツボ」です。
現在確認されているだけでも361個のツボがあるそうですよ(@_@;)
肩に効果があるツボや腰に効果があるツボ等様々ありますが、実は科学的に根拠が発表されている訳ではなく何故そのツボに刺激を与えると肩や腰が良くなるのか証明する術はないのです。
しかし、実際にツボに刺激を与えると肩や腰、内臓にまで効果があった方はたくさんいらっしゃいます。
鍼灸師という仕事がなくならないのが一番の証明ではないかなと思います!(^^)!
経絡秘孔ってあるの?
あれですね、「お前はもう死んでいる」ってやつですね。
北斗の拳では経絡秘孔と呼んでいますが物語では秘孔を突かれると爆発してしまいます(@_@;)
しかし、実際には経絡秘孔というものは存在しませんので物語のように秘孔を突いても爆発したりすることはありません。
今後もしかしたらそのような「ツボ」が発見されるようなことがあればとても恐ろしいことになりますね(汗
まとめ
人間には経絡と経穴というものがあり、経穴=ツボと言います。
ツボには361個存在して、それぞれの場所に適したツボがあります。
科学的な証明はされていませんが内臓にも効果がある!
ツボを突いても爆発しない!