【No.67】強いマッサージは身体に良くない?3つの理由とは?

疲れた時や痛みがある時はマッサージを受けに行かれる人も多いのではないのでしょうか?
そこで、実際に僕も現場でよく耳にすることがあります。
マッサージでも指圧でも強い方がいい!
強い方が効いてる感じがする!
強い方が気持ちがいい!
お話しを伺っていくとマッサージは強い方が効果が出そうな感じのイメージを持たれている方が結構いらっしゃいます。
確かに強い方が効果が出そうな気もしますし逆に弱いと効果があまりないのでは?って思ってしまいますよね!
しかし、実際は強いマッサージや指圧は身体にはあまり良いことはないのです(>_<)
むしろ身体を壊してしまったり治りを悪くしてしまう可能性もあるのです!
では、どうして強いマッサージはいけないのでしょうか?
強い刺激は身体を壊してしまう?
ある一定以上の強さで身体に刺激が入ると組織が壊されてしまいます。
例えば野球をしていて飛んできたボールが腕に当たった場合、腕が痛くなり程度が酷ければ青あざになるかもしれません。
これは「打撲」といった状態なのですが、マッサージにも同じことが言えるのです。
あまりにも強い刺激でマッサージを受けると打撲の症状がでてきますので注意が必要です。
(青あざに関しては弱い刺激でもその時の体調により出てくる場合もあります(^_^;))
また、背中や腰には肋骨がありますので強すぎる刺激を入れると最悪の場合骨が折れてしまうこともありますのでご注意くださいね!
強いマッサージは癖になりやすい!
マッサージを受け慣れている人に多いのですが、だんだん刺激に強くなる傾向にあります。
強い刺激に慣れてしまって物足りなくなってしまうパターンです。
強い刺激を受けると筋肉の繊維が傷みます、傷めた繊維は修復されて更に硬くなってしまう場合もあります。
そうなってくると筋肉を緩める為にマッサージをしていたのに逆のことをしてしまっていますよね(^_^;)
そういった意味では実は身体ではとても恐ろしいことが起こっているのです(>_<)
物足りない気持ちは良く分かりますがあまり強い刺激はオススメしません。
筋肉は硬いと痛い?
基本的に硬くなった筋肉は動かすと痛みも出てくるのですが、触っても痛みがあります。
触ると痛いというのは個人差がとてもあり皆さんが全員そうとは限らないのですが、とても酷い状態だと触れるだけでも痛みを伴う方もいらっしゃいます(^_^;)
そこに無理やりマッサージで強い刺激を入れると強い痛みを伴うので余計な力が入ってしまいます(>_<)
そうなるとマッサージの効果も薄くなり、場合によれば効果がでない場合もあります。
余計な力が入らない程度の刺激の強さが好ましいですね(*^^)
マッサージの最適な強さとは?
初めにお答えしますが、実はマッサージに最適な強さの明確な答えはありません。
理由としては、扱う先生によっては強い方が効果が出ると仰る人もいれば、弱い方が効果が出ると仰る人もいます。
しかも、それぞれの先生もしっかり効果が出ているので判断が難しいのです(^_^;)
僕としては感覚的な問題になってきますが「押さえられて痛気持ちがいい程度」が一番最適な刺激と言えます。
それが一番身体への負担がかからずに効果が出せると考えています。
実際に良くなった方も大勢いらっしゃいますので考え方としては間違ってはいないのかなとは自分では思っています(*^_^*)笑
まとめ
マッサージに注意する点は3つ
・我慢できないほどの強い刺激は避ける。
・強いマッサージは癖になりやすい。
・刺激が強いと余計な力が入る。
もし、マッサージや治療を受けられる時にはそういった観点からみても面白いかもしれませんね!(^^)!