【No.48】ストレッチで効果が出る人と出ない人の違いとは?

「運動はしないけどストレッチならやってるよ!」
「ジムでも走ったりは苦手だけど伸ばすのは好き!」
当院に来られている方でも意外と普段の生活でストレッチをしている方は多いのです!(^^)!
「でも、ストレッチってどれくらい伸ばした方が効果があるの?」
「強い方が効果が出そうだけど強すぎるのもダメな気がするし良くわからない・・・」
といった質問をいただく事が多々あります。
では、実際のところどうなのでしょうか?強い方がいいのか悪いのか何となくやってる人が多いのです。
今回は、そんなストレッチについて簡単にお話していきます!(^^)!
ストレッチの効果は強さで決まる?
ストレッチの目的は皆さんもご存じの通り「筋肉を伸ばすことで筋肉や関節の柔軟性を作ること」にあります。
そこで大事になってくるのが強さの問題なのですが「強すぎず弱すぎず、痛気持ちがいいくらいの強さで伸ばす」が一番効果があるストレッチの強さです。
何てあやふやで微妙な答えなんでしょうか(^_^;)笑
ですが実際にストレッチのやり方を間違えると逆に筋肉が硬くなってしまうケースもあるのです(^_^;)
それはストレッチを強くやり過ぎた場合です。
強くて痛いのをずっと我慢した状態で伸ばすと人間の脳が「筋肉がこれ以上伸びると痛めるからなんとかしないと!」という筋肉を縮める信号が出ます。
すると筋肉がこれ以上伸びないように縮める信号が出る為筋肉に力が入り硬くなるのです。(専門用語で言うと伸張反射と言います。)
これって皆さん経験ありませんか?
ストレッチを活かすのはこの強さにあるのです!(^^)!
ただ伸ばすだけではダメ?ストレッチで大事なこととは!
先ほどストレッチの強さは痛気持ちがいいくらいだとお話をしていきましたが大事なことは他にもあります。
ストレッチはただ伸ばせばいいというものではなく伸ばしたいところをイメージすることがとても重要です。
僕がストレッチの指導をする際には必ず筋肉がここからここに付いているという筋肉の走行をお伝えして伸ばす部分のイメージしてもらうようにしています。
そうすると、もしやり方が分からなくなっても筋肉の走行が分かっていれば自分でイメージして修正することができるのです。
今はインターネット等でストレッチの動画はすぐ観れますし数も多くあります。
しかし、この筋肉の走行を理解していないとなぜそこを伸ばさないといけないのか、今どこを伸ばしているのかをご自分で把握していないと効果も薄くなってしまいます(^_^;)
とっても大事な事ですので是非知っておいてくださいね!(^^)!
ストレッチではこれを注意しないといけないのです!
ストレッチはとても効果があるものですがやり方を間違えると効果もでませんし、逆に筋肉や関節を痛める場合もあります。
そこで、ストレッチの注意点についてご紹介していきます。
1、反動を付けたストレッチ。
反動を付けたストレッチは意外とやってしまいがちなストレッチですね(^_^;)
反動を付けると伸びる幅も大きいのですが筋肉に大きな負担をかけてしまう為筋肉を傷める場合もあるのです。
ストレッチをする時は反動を付けないようにしてするようにしてくださいね。
2、痛すぎるストレッチ。
痛すぎるストレッチは先ほども出てきましたが伸張反射が起こり、筋肉に力が入り思ったように伸びませんし筋肉を傷める場合もあります。
痛気持ちがいい強さで行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
ストレッチはただ伸ばすだけで誰にでもできるものです。
しかし、誰にでも手軽にできるものですがやり方次第で効果が全然変わってくるので効果の出方が人それぞれ違ってきます。
どうせやるなら効果が出るストレッチを皆さんにやっていただきたいので是非イメージを大事にしてストレッチをしてくださいね!(^^)!