【No.46】これってテニス肘?放置すると肩にまで影響する?

肘の痛みでとても多いのがテニス肘やゴルフ肘と言われるものです。
「いやいや、私テニスもゴルフもしていないけど?」
って思う方も多いかもしれませんね!
テニス肘やゴルフ肘とは、テニスやゴルフをしている方になりやすい肘の症状の為そういった名前がついているのです。
生活習慣次第でスポーツをしていない人にももちろん起こりうる症状です!
今回は肘についてお話していきます!(^^)!
肘に多い症状って?
肘にもいろいろな原因で痛みが出ることがあります。
一部ではありますがその中でも特に多い症状をご紹介していきます!
上腕骨外側上顆炎
先ほどお話したゴルフ肘やテニス肘がやはり肘の症状でとても多く診られます。
正式名称は「上腕骨外側上顆炎」と言います。
腕の外側に押さえると痛みが出たり、雑巾を絞ったり、物をつかんで持ち上げようとした時に強い痛みが出てきます。
テニスのラケットやゴルフのクラブをひたすら握った状態で振ることで肘の筋肉に負担をかけて肘に症状がでてしまうのですが一般的に手の使い過ぎでなることがほとんどです(>_<)
酷くなると指を動かすだけで痛みが出てくる人もいるので痛いのに無理をしてスポーツをしている人は注意が必要です(^_^;)
野球肘
成長期の学生にとても多い症状で、使い過ぎによるものがとても多いです。
肘の内側を押さえると痛みが出たり、ボールを投げるときに痛みが出てきます。
症状が悪化すると(剥離骨折)骨が欠けてしまい関節の中に入り込む場合がありますので、痛みが強く出ている状態で無理にボールを投げたりすると取り返しのつかない状態になりかねないので気を付けないといけません(>_<)
肘内障
幼少期の子供に診られる症状で、肘関節の脱臼です。
※脱臼・・・関節が外れた状態のことです。
子供は骨や軟骨が未熟な為にとても柔らかい為骨折は少ないのですが、急に手を引っ張ったり手を着いた時に肘の関節が外れてしまうことが多いのです(>_<)
急に腕を引っ張ったりしないように注意してくださいね!
放置しているとどうなるの?
肘が痛いけどどうしたらいいか分からないから放置している人やとりあえず様子を見て良くなるのを待つという人がとても多く見受けられます。
実際に様子をみて症状が良くなる人もいるのでそれで良くなればいいのですが、中には悪化したりあまり良くならないといった人もいらっしゃいます(>_<)
肘の痛みを放置していると肘周辺の筋肉が硬くなり肘の動きが悪くなっていきます。
そうすると肘の筋肉は手首や肩の方まで繋がっている為、手首や肩に痛みがでてくる可能性もあります。
肘だけではなく手首や肩にまで痛みがいかないように早めの対処を心がけていきましょう!
肘の痛みがでやすい人の共通点
肘の痛みがでやすい人の特徴があり、それぞれ共通点があります。
それは、肘にかかる負荷が大きい作業や仕事をしている人です。
当たり前って言えば当たり前なのですがとても大事です!
・ゴルフや野球等のスポーツを数多くこなしている。
・作業をする時、同じ手を使うことが多い。
・同じ作業を行うことが多い。
・重い荷物を運ぶことが多い。
といった動作が多い方に多い傾向にあります!
もし当てはまるものがあれば今後肘に痛みが出てくる可能性がありますので注意が必要です。
まとめ
肘の痛みは誰しも起こりうる症状の一つです。
特に成長期の過度な使い過ぎで痛めたものは、将来的に肘に症状が残ったままになる可能性もあるので不調を感じたり違和感を感じた時点で医療機関で診てもらうことをオススメします!