【No.33】腱鞘炎の治療法と対策。放置していると〇〇になる??

腱鞘炎というものはとても多くの人が体験したことがある症状で、すぐに痛みがなくなった人と痛みが慢性化してしまってずっと痛みが残っている人と幅広くいらっしゃいます。
どちらも共通点があり「手をよく使う人」に多く見られる傾向にあります。
では具体的にどんな人になりやすく、どうやって治っていくのか解説していきます!(^^)!
腱鞘炎はどんな人になりやすい?
・パソコンでの作業が多い。
・文字や絵など、とにかくペンを持つことが多い。
・重い物を頻繁に持つことが多い。
・指先を使って細かい作業をすることが多い。
・妊娠している人に多い。
・更年期の人に多い。
・糖尿病につき透析を行っている。
・関節リウマチがある。
などが挙げられます。
妊娠や更年期などホルモンバランスの影響も関与している為男性よりも女性に多く見られる傾向にあります。
腱鞘炎の原因とは?
手首や指には「腱」というものがあり、腱は筒状の「腱鞘」というものに覆われています。
「腱」と「腱鞘」が指を曲げたり伸ばしたり使いすぎると摩擦が生じてしまいます。
そうして痛みが出たり動きが悪くなったりするのが腱鞘炎と言われるものです。
バネ指と腱鞘炎の違いは?
バネ指とは指を曲げたり伸ばしたりする時に痛み以外に「カクンッ」と音が鳴ったり指が引っかかったりする症状があるものを言います。
腱鞘炎は「腱」と「腱鞘」が摩擦することによって痛みが出るものでしたが、更に摩擦を繰り返していくと「腱」が炎症を起こして一部分厚くなっていきます。
そうなると分厚くなった部分と腱鞘が引っかかる為「カクンッ」といった音が鳴り、バネ指の症状が出てきます。
バネ指は腱鞘炎が悪化したことによるものですね(>_<)
腱鞘炎の治療方法は?
まずは腱鞘炎もバネ指も使いすぎによる「腱」と「腱鞘」の摩擦からくるものなので摩擦が起こらないような状態を作らなければいけません!
具体的には痛い動きをしないように手や指をテープや包帯、サポーター等で固定して負担を減らしていきます。
痛い部分に赤みを帯びていたり、熱があるようであれば冷やしていく必要もあります。
次に硬くなった筋肉や腱を緩めたり無理のないストレッチを加えていきます。
ここで重要なのが早く治したいが為に痛くてもどんどんストレッチを入れたりすると逆効果になることもあるので注意が必要ですね(>_<)
これらの治療で良くなる人もいますが症状がなかなか良くならない人もいます。
その場合は手や指だけではなく肘や肩、骨格のバランスが崩れることによって引き起こされている可能性もあります。
まとめ
面倒だから放置している、どうせ治らないから放置している等、腱鞘炎を放置していると悪化して治るものも治らなくなってしまいます(>_<)
もし今、腱鞘炎があるのであれば一度考え方を変えてみてはいかがでしょうか?